Latter Rain-日記

My Daily Devotion ~神様をもっと知り、神様との関係を日々深める~

2022-01-01から1年間の記事一覧

~天に富(Treasures)を積みなさい~  [マタイ: 6:19-21]

「あなたがたは地上に富(Treasures=宝)を積んではならない」イエス様ははっきりとおっしゃいました。人間社会がはじまって以来、人はこの世でできるだけ多くの富を積むため、努力や挑戦をし続けてきました。富はTreasures、宝物のことです。宝石や金、ビ…

~断食するときには~  [マタイ: 6:16-17]

イエス様のおっしゃられることはいつも一貫しています。「心の動機を大切にしなさい、何事も天の父の御心のために行いなさい」ということだと思います。そうすれば、人間にとって人との良い関係、喜び、安らぎが与えられるのだと思うのです。 断食は旧約聖書…

祈るときには ~誘惑の力から守ってください~  [マタイ 6:13] 

この数日の主の祈りのデボーションを振り返ってみると、「主の祈り」は毎朝イエス様が天のお父様にかかさず捧げておられた祈りであったとますます思います。イエス様が弟子たちに「こう祈りなさい」と実例を示してくださったのですから、私たちは全くそれに…

祈るときには ~赦される者の祈り(Forgiven)~  [マタイ 6:12, 14]

次にイエス様は「赦し」について祈りなさい、とおっしゃいました。14節では「もし人の過ちを赦すなら天の父もあなたを赦し、もし赦さないなら、天の父もあなたがたの過ちをお赦しにならない」とあります。私ははじめこの祈りの聖句を聞いた時、自分次第なん…

祈るときには ~日々の糧(Daily Bread)を求める~  [マタイ: 6:11]

主の祈りの後半では私たちの願いを祈ります。「必要な糧を今日与えてください」。今日生きるために必要な糧とは何でしょう。太古の昔から今もかわらず健康な体、食物、家、衣服、お金、知恵・・・本当にいろいろとあります。しかし最も私たちに必要とされる…

祈るときには ~神と御国に思いを馳せる~  [マタイ: 6:9-10]

主の祈りでは、イエス様ははじめにこの世の創造主である天の父を崇め讃美する祈りをしなさい、と言われます。 「天におられる私たちの父よ」。まず私たちの本当の父は私たちを創った天の父であることを教えています。 「御名が崇められますように」。この祈…

祈るときには ~祈り方のポイント~ [マタイ: 6:5-8]

イエス様は主の祈りを弟子たちに教えられる前に、まず祈りについて下記のようにおっしゃいました。 ①人目につこうとして祈ってはいけない。 ②部屋の戸を閉め、隠れたところで祈る(天の父が報いてくださるため) ③祈りはくどくどと述べてはいけない。(天の…

施しをするときには (Real Religion) [マタイ: 6:1-4]

まずは「施し」の意味からおさらいです(goo辞書)。沢山意味はありましたが、関連するのは次のとおりかなと思います。 ①恵まれない人に物質的な援助を与える。あわれみの気持ちで、人が困っている状態を助けるような行為をする。 ②効果・影響を期待して、事…

敵を愛しなさい  [マタイ: 5:43-48]

今日のみ言葉の箇所はまさしくキリスト者のアイデンティティーをあらわしていると思います。敵を愛する?敵のために祈る?自分の命を狙っている相手を赦す?そんなことが出来る、というより、そのような教えがあって本当によいのでしょうか?とずっと思って…

復讐してはならない  [マタイ: 5:38-42]

今日の箇所は、前回考えた「腹を立ててはならない」と同じく、クリスチャンの罪に対する誘惑についてのイエス様のはげましの言葉だと思っています。世の中のドラマや映画では、必ず悪の存在が出てきて、それを正義などの善によって降伏させたり、裁いたり、…

誓ってはならない  [マタイ: 5:33-37] 

今日は「誓ってはならない」という難しい箇所です。このみ言葉は知っていましたが今まで自分の中でこのみ言葉をよく吟味できていませんでした。「誓う」場面というのは結婚式や試合の時に「自分の意思や精神が清く正当なものであることを、神の前で、あるい…

姦淫してはならない、離縁してはならない  [マタイ: 5:27-32]

本日の聖書箇所を読むと、誘惑の恐ろしさとともに、神様が作られた男女の結婚という制度を、いかに健全に、幸せに、そして清く保たなければならないか?ということが分かります。サタンはこの聖なる関係を壊そうとして、一瞬の隙に誘惑を仕掛けてきます。ダ…

神と人々との和解  [マタイ: 5:21-26]

今日の聖書箇所は短気な私にとっては大変頭の痛い内容です。イエス様は、兄弟(信者,もっと広い意味でいうと全人類の人かもしれません)に(理由はなんであれ)腹を立てるものは“だれでも”裁きを受け、愚か者(=罪に定める)という人は、“地獄に投げ込まれ…

律法について  [マタイ: 5:17-20]

今日は律法についてです。この律法とは、神様の掟、モーセに与えられた十戒のことです。十戒のはじめの4条はどのようにして私たちが神を愛することが出来るか、後半の5~10条はどのようにして人を愛することができるかが書かれたものです。これを心に刻み、…

地の塩、世の光  [マタイ: 5:13-16]

クリスチャンは塩にたとえられます。塩はもちろん料理をおいしくするものですから、人々の幸福のために働きなさいという聖書の教えです。また行動だけでなく、その人のことを思って発言する塩で味付けられた言葉も大切です。また塩には清めの意味があり、相…

山上の説教 – 「義のために迫害される人々は、幸いである。」  [マタイ: 5:10-11] 

時がたつのは早いものでもう9月も終わり、10月から第四四半期でもう年末のことを考える時期がやってきます。 今日は「義について迫害される」ことが「幸い」であるという非常に驚くべき聖句です。私たちが世からイエス様のために迫害を受ける時、喜びなさい…

山上の説教 – 「平和を実現する人々は、幸いである。」  [マタイ: 5:9]

以前、土曜の保護者の集いで校長先生が「平和を創りだすこども」というタイトルでお話をしてくださいました。その時は、「平和」も、その対極の「暴力」も、親や周りから教えられるものだということを知り、改めて私も親としての責任を感じずにはいられませ…

山上の説教 – 「心の清い人々は、幸いである。」  [マタイ: 5:8]

「心の清い人」と聞くと、このような聖句を思い浮かべてしまいました。「次のように書いてある、義人はいない、ひとりもいない。悟りのある人はいない、神を求める人はいない。(ローマ3:11-12)」神様から見て、もともと罪を犯しやすい性質をもつ、弱い私た…

山上の説教 – 「憐れみ深い人々は、幸いである。」  [マタイ: 5:7] 

本日は「憐れみ深い人々」です。「あわれみ」は「哀れみ」「憐れみ」の2つの漢字があります。「哀れみ」はただ相手を気の毒に思い、心を痛めること、一方「憐れみ」は相手を気の毒に思い何か行動すること。「憐れみ」には行動が伴うようです。英語では「mer…

山上の説教 - 「義に飢え乾く人々は、幸いである。」  [マタイ: 5:6] 

今まで一つ一つの山上の説教の冒頭の八福の教えについて考えてきました。今日は「義に飢え乾く人」についてです。義は、イエス様、神様の義ということだと思います。義は英語だと分かりやすいのですが'Righteousness'で、神様から見て正しいこと、です。すな…

山上の説教 - 「柔和な人々は、幸いである。」  [マタイ: 5:5]

今日の聖句は柔和な人々についてです。「柔和」な人とは、どんな人でしょうか?心が柔らかく、様々な考えに対する受容性が高く、そして和を大切にする、すなわち人との関係を平和に保つ人のこと、といったようなことをこの言葉から連想します。このような「…

山上の説教 - 「悲しむ人々は、幸いである。」  [マタイ: 5:4]

次にイエス様は「悲しむ人々は幸いである。」とおっしゃいました。これは何について悲しむ事なのだろう・・?世で次々と起こる困難や試練に対して?またはそれらが起こる結果について?と疑問に思ってきました。しかし、ホワイト夫人の証の文※にははっきりと…

山上の説教 - 「心の貧しい人々は幸いである。」  [マタイ: 5:1-3]

山上の説教は弟子たちに与えられるものだったそうですが、それは群衆の聞いているところで語られました。もともと海辺を想定されていましたがおびただしい群衆が各地方から集まってきたので彼らにも場所を確保できるようイエス様は山の中腹に登って来られた…

おびただしい病人をいやす  [マタイ: 4:23-25]

イエス様はガリラヤ中を回って、会堂で御国の福音を宣べ伝えられました。「悔い改めよ。天の国は近づいた。」この地上において神様からの恵みを受け取ることで救われ、また信じたものは生まれ変わる(Born Again)ことが可能となる恵みの王国が近づいたこと…

四人の漁師を弟子にする  [マタイ: 4:18-22]

イエス様はガリラヤ湖のほとりを歩いているとき、湖で網を打っている真っ最中のペトロとアンデレの2人の漁師の兄弟に「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」と言われました。 驚くべきことに2人は「すぐに」その場で網を捨ててイエス様に従った…

ガリラヤで伝道をはじめる  [マタイ: 4:12-17] 

イエス様はバプテスマのヨハネがヘロデ王に捕らえられたと聞き、いったん生まれ育ったナザレに退かれましたが、イザヤ書の預言に従って、ガリラヤ湖の湖畔の町カファルナウムに向かい伝道活動を開始されました。この地で殆どの十二弟子を招かれます。 イザヤ…

イエス 誘惑を受ける  [マタイ: 4:1-11]

イエス様が「神の霊に導かれて荒れ野に行かれた」とあります。しかも「誘惑」を受けるためです。聖書では、荒野は多くの困難や試練を経験する場所でもあります。 またイエス様はこの荒野で40日間も断食されました!このように、イエス様は「人性」という弱い…

イエス 洗礼を受ける  [マタイ: 3:13-17]

「言っておくが、およそ女から生まれた者のうち、ヨハネより偉大な者はいない。」とイエス様がおっしゃられたヨハネからイエス様はバプテスマを授けられました。ここにイエス様の公生涯が開始されました。 ヨハネは「わたしこそ、あなたから洗礼を受けるべき…

見張り人 洗礼者ヨハネ  [マタイ: 3:1-12]

ダニエル書の七十週の預言の真実に示されているように、イエス様がAD27年に公生涯を開始される前、バプテスマのヨハネはイエス様に人々が目を向けるため、深く悔い改め神に立ち返るための道先案内人として、神様から特別に立てられました。 らくだの毛衣を着…

ヨセフ夫婦のエジプトへの避難から帰国まで [マタイ: 2:13-19]

主はまたヨセフの夢に現れて、「ヘロデ王に殺されるかもしれないから急いでエジプトに逃げなさい」と告げました。全天がメシアの誕生とメシアの命を守るために確実に働いていることがこの事から伺い知れます。 そしてモーセが紅海を渡ったように、神の民はい…