Latter Rain-日記

My Daily Devotion ~神様をもっと知り、神様との関係を日々深める~

姦淫してはならない、離縁してはならない  [マタイ: 5:27-32]

本日の聖書箇所を読むと、誘惑の恐ろしさとともに、神様が作られた男女の結婚という制度を、いかに健全に、幸せに、そして清く保たなければならないか?ということが分かります。サタンはこの聖なる関係を壊そうとして、一瞬の隙に誘惑を仕掛けてきます。ダビデがバテシバとの姦淫の罪を犯したときもそうでした。イエス様は「右の目(手)がつまずかせるなら、その目をえぐり出して捨ててしまいなさい。全身が地獄に落ちないほうがましである」と非常に強い言葉で警告されています。それほど人間はこの罪に陥りやすく、陥ってしまったら致命的であるのかもしれません。「右の目」とあるように、人は無意識に何かを見つめているその時に、心の中に罪の心が入ってくる傾向があるのかもしれません。そう思うと、YouTubeSNSなどメディアを目的なくぼんやり見ているまさしくその時、恐ろしいものが私たちのMindに知らずに刷り込まれているかも知れないと思うとぞっとします。やはりあらゆる悪に満ちた情報が氾濫しているこの世において、神の側に立ちたい人々は、本当に信頼できるメディアの見極めや、時には心を全て主の言葉や霊で満たす完全なメディア断食が必須なのかもしれません。

また離縁についても書かれています。この時代は女性から離縁状を出すことは出来ず、全て離縁は男性側の判断だったようです。「不法な結婚」とは、女性側が姦淫の罪を犯した場合だそうです。ここでイエス様は、男性側がただその女性を気に入らない、というだけで離縁してはならないという意味のことをおっしゃっているのだと思います。昔はこのようなことがはびこっており、不法でもないのに離縁状を突き付けられた多くの女性は大変みじめな思いをしていたことでしょう。ここにも女性など弱い立場の人々を思いやる神の愛を感じることができます。神の愛から生まれないものは結婚を破滅に導き、結果的には罪と死に至るのだということを痛感します。

 

今日もお祈りによって一日をはじめたいと思います。

神様。あなたの強烈なみ言葉に感謝します。私たちは目で見るものに対して注意深くし過ぎる、ということはありません。あなたの霊によって私たちが何を見るべきか、何を見てはいけないかを判断する力を与えてください。また、結婚という制度が現代において急速に崩壊し続けていていることは本当に悲しいことです。ただ、あなたにのみ希望を置くことで男女の愛と関係が回復し、あなたの作られた神聖な結婚という制度がこの地上で残され、守られていきますように。アーメン。