イエス様はバプテスマのヨハネがヘロデ王に捕らえられたと聞き、いったん生まれ育ったナザレに退かれましたが、イザヤ書の預言に従って、ガリラヤ湖の湖畔の町カファルナウムに向かい伝道活動を開始されました。この地で殆どの十二弟子を招かれます。
イザヤ書の預言には「暗闇に住む民は大きな光を見、死の陰に住む者に光が射し込んだ」とありカファルナウムの人々の暗かった魂がイエス様によってはじめて開かれ、光が差し、神の愛を受け取り、それに応答するになることが書かれています。
イエス様は「悔い改めよ。天の国は近づいた。」と伝道を開始されました。ここでの「悔い改め」はギリシャ語から日本語に翻訳されたものという事ですが、ヘブライ語の原文では「体の向きを直す」と言う意味もある、という解説がありました。今まで罪に満ちあふれたこの世で必死に生きる状態から、真逆の方向、「私の愛と義の中で生きよ」という、神の愛あふれる呼びかけだと思います。このように、イエス様は一人一人の疲れて迷った魂にいつもドアをノックして待ってくださっています。
見よ、わたしは戸口に立って、たたいている。だれかわたしの声を聞いて戸を開ける者があれば、わたしは中に入ってその者と共に食事をし、彼もまた、わたしと共に食事をするであろう。(ヨハネ黙示録 3:20)
神様からの招きに応じた魂は、イエス様とつながり、イエス様を知る事で、自ずと今までの罪を深く悔い改めるようになるのだと思います。それも神様が恵みによってしてくださることです。そしてそこからイエス様を聖書によりどんどん知ることで信仰が成長していきます。
このような素晴らしい神様の救いの真実を喜びながら、今日の金曜日も安息日に備えていきたいと思います。