今まで一つ一つの山上の説教の冒頭の八福の教えについて考えてき ました。今日は「義に飢え乾く人」についてです。義は、イエス様、神様の義ということだと思います。 義は英語だと分かりやすいのですが'Righteousness' で、神様から見て正しいこと、です。すなわち義に飢え乾くとは、 聖書の中の真理を知りたいと願い、知ったときそれに深く感動を覚え、またさらに知りたい、また知ったことを行えるようになりたい、最終的にはイエス様のようになりたいと願う、その連続の心と魂の思いの動きのことかと思います。 イエス様の真理を知りたい、と飢え乾く。
最後にホワイト夫人の励ましの言葉です。
もし目をキリストにそそいでいるなら、みたまの働きは、その魂が神のみかたちに一致するまでやまない。純粋な愛の要素が魂を拡大し、もっと高い教養と天の事物についてのもっと多くの知識を受け入れる余地を与えるので、その魂は、完全に達するまでは満足しない。
※エレン・G・ホワイト 各時代の希望(中巻)P16