Latter Rain-日記

My Daily Devotion ~神様をもっと知り、神様との関係を日々深める~

施しをするときには (Real Religion) [マタイ: 6:1-4]

まずは「施し」の意味からおさらいです(goo辞書)。沢山意味はありましたが、関連するのは次のとおりかなと思います。

①恵まれない人に物質的な援助を与える。あわれみの気持ちで、人が困っている状態を助けるような行為をする。

②効果・影響を期待して、事を行う。

エス様が注意された点は、「見てもらおうとして、人の前で善行(施し)をしないように注意しなさい」ということでした。この感覚は日本人の私には非常にわかりやすいです。善行は見せびらかしたり、あまりにも恩着せがましかったりすると逆効果であり、献金でも贈り物でも、匿名で行ったりすることに美しさを感じたりします。

でも、イエス様はその意味でおっしゃったのではありません。「偽善者はすでに人から報いを受けている。天の父に報いていただくためには(報いをとっておくために)人目につかせてはならない」とおっしゃいました。なるほど、実際は人に対して施しているのだけど、天の父に施しなさい、そういう心で人に接しなさいと。地上で人からの賞賛を得るのではなく、天の父からお褒めの言葉を頂きなさい、ということです。よく言う「天に宝を積む」気持ちです。そして非常に大切な点として思うのは、人はその人の施しそのものを見て評価しますが、天の父は施しそのものもそうですが、その人の動機や純粋な心までをも全て理解してくださるお方です。その方からお褒めの言葉を頂いたほうが幾倍も喜びが増すはずです。このようにイエス様はもっと良いプレゼントをとっておきなさい、と私たちに言ってくださる愛のお方です。

今日も神様の愛に気づけたことに感謝して今週1週間を始めたいと思います。

 

何をするにも、人に対してではなく、主に対してするように、心から働きなさい。 あなたがたが知っているとおり、あなたがたは御国をつぐことを、報いとして主から受けるであろう。あなたがたは、主キリストに仕えているのである。(コロサイ人への手紙 3:23-24)