イエス様は主の祈りを弟子たちに教えられる前に、まず祈りについて下記のようにおっしゃいました。
①人目につこうとして祈ってはいけない。
②部屋の戸を閉め、隠れたところで祈る(天の父が報いてくださるため)
③祈りはくどくどと述べてはいけない。(天の父は願う前に祈る人の必要なものをご存じのため)
日本人の私にしてみれば、見ず知らずの人の前で祈るなんて!また家族の前でさえ祈ることもかなりハードルが高いです。ですので①②は毎日クリアできているかと思います。けれど③については、神様との1:1の祈りという事もあって、いろいろ天の父に自分の気になっていることをたくさん祈っている気がします。思い煩いは全て神に打ち明けなさい、祈りは具体的に祈る、という話もあるので出来るだけ具体的にしていますが、祈りのリストにある方の執り成しの祈りも含めると、毎日結構な量になります。もちろん、このような1つ1つの祈りをイエス様は全て聞き届けてくださり、天の聖所で執り成してくださっています。しかし、ほとんど一方的に祈りっぱなしでした。しかも聖句にもあるように、すでに天の父は私たちに必要なものもご存じなのです。今後は祈った後、沈黙の時間を持ってみようと思います。そこから神様からの声や気づきが与えられることがあるのだと思います。一方通行でなく双方向の祈りにチャレンジしてみたいと思います。
このような個人的な祈りもありますが、次の章からはいよいよ主の祈りがイエス様によって展開されます。個人的な祈りの前にまず天の父を讃美し、神の御心に寄り添う祈り、福音の中心である「赦し」、また「誘惑からの勝利」を私たちも日々求める祈りをしなさい、と教えられます。こちらは次回のデボーションで見ていきたいと思います。