Latter Rain-日記

My Daily Devotion ~神様をもっと知り、神様との関係を日々深める~

見張り人 洗礼者ヨハネ  [マタイ: 3:1-12]

ダニエル書の七十週の預言の真実に示されているように、イエス様がAD27年に公生涯を開始される前、バプテスマのヨハネはイエス様に人々が目を向けるため、深く悔い改め神に立ち返るための道先案内人として、神様から特別に立てられました。

らくだの毛衣を着、腰に革の帯をしめているというヨハネのスタイルは預言者エリヤのそれと非常に似ていました。聖書では神様の摂理に従い救いのご計画や裁きが起こる前、あらかじめエリヤやイザヤのような預言者を立て、滅びの前に罪人が悔い改めるチャンスを与えて下さることが一貫して示されています。これは神が愛ゆえだからです。

その働きは本当に厳粛なものと思います。その厳粛さは、いよいよ天の至聖所におられるイエス様が罪人のためのとりなしの働きをおやめになり、すなわち恩恵期間が終了し、七つの鉢の裁きが始まる直前である今この時代にも非常に当てはまることではないかと思います。

「世の中で起きている争いは、血肉に対するものではなく、もろもろの支配と、権威と、やみの世の主権者、また天上にいる悪の霊に対する戦いである(エペソ6:12)」

このようなバックグラウンドの中、今、神の救いの計画が確実に進んでいます。今こそ悔い改める時です。神様は今、私たちが天の住民として住むために、一人一人のまだ足りない部分を非常にわかりやすい方法でお示しになっています。私も毎日、あらゆる部分をイエス様の秤で量られています(調査審判)。そして自分の中にまだ罪(特に激情の感情)があることをまざまざと見せられ、そのたびに悔い改めています。

ダニエル書の七十週の預言では、古代イスラエルの民にもイエス様を受け入れるための恩恵期間が定められていましたが、彼らはステパノを暗殺し、とうとう救い主を受け入れることができませんでした。そして救いの対象は全国民、部族と遷移していったのです。

聖書から繰り返し学ぶことができます。罪と怒りがいよいよ杯に満ち溢れてきているこの最終時代、イエス様だけを見つめ、聖霊様を求め、罪の影響を受けないよう祈り、ヨハネのメッセージに従い自分の心を探り変えていただくことを切に祈っていきたいと思います。