今日も前回からの話の続きになります。
これから町に派遣される12弟子には様々な迫害があるだろう、と語られています。
イエス様は「私は平和をもたらすためでなく、剣をもたらすために来た。家族のものと敵対させるために来た」
と、また強烈で驚きの事実をおっしゃいます。
それだけイエス様のメッセージは当時のユダヤ人にとっては奇想天外であり、古くからの慣習や伝統に反するもの、また刺し通すほど自分自身を否定しなければならない剣のような性質のものであることをご存知だったからです。
〇敵対したくないために、今の自分や地位を変えたくないために、イエス様より家族や伝統のほうを選ぶ。
〇敵対してでも、命を失おうとも、イエス様の道を選ぶ（十字架を担ってイエスに従う）。
この二択しかない事を、またイエス様ははっきりと提示されました。
二心はダメなのです。
神様の言葉を受け入れる覚悟を持つことは、針の穴にらくだを通すほど本当に難しい、ということです。
それだけ神の言葉以外のものに、この世が強力に支配されている、ということです。現代でも同じです。
だから、真理の門は、狭き門と言われているのです。敵の力が強力すぎるのです。
二心と毎日戦っている自分がいます。
いや、戦いが起こっていることすら忘れ、ぼーっと流されている事が最近多いかもしれません。
常に大争闘は起きています。み言葉にあるように、目を覚まして絶えず祈っていなければなりません。
でも忘れてはならないことは、イエス様はもう十字架で既に勝利してくださいました。
今はただ、イエス様に戦ってもらうだけでよいのです。
今日も改めて弟子の覚悟について教えられたことに感謝し1日を始めたいと思います。
