今日の御言葉もイエス様の鋭いご指摘からはじまります。
「わたしに向かって、『主よ、主よ』と言う者が皆、天の国に入るわけではない。わたしの天の父の御心を行う者だけが入るのである。」
かの日、つまり全世界に再臨がおこって1人1人が漏れなく神の前に裁きのために立たされる時、大勢の人が、「イエスの名によって預言し、悪霊を追い出し、奇跡を行ったではありませんか」と言い訳すると言われました。これらのセリフを考えると、前回の文脈からの続きで、イエス様の第一の叱責のターゲットは、にせ預言者であると思われます。そんなにせ預言者にイエス様は「不法を働く者」「あなたたちのことは全然知らない」と断言されます。
もちろん、多くのクリスチャンは私も含めこのセリフに出てくるようなにせ預言者のような事をしていないと思いますが、ここで私に教えられる事としては…、お祈りもせず、聖書も読まず、聖霊も求めず、イエス様を見つめる事なしに毎週礼拝に参加したり、讃美歌を歌ったり、信徒や未信者さんとのフェローシップを持ったりしても、おそらく「あなたのことは知らない」と悲しげにイエス様は言われるのかもしれません。なぜなら日々、聖書の御言葉を食べ、イエス様を見つめ続け、イエス様の品格を瞑想し、そばにいることではじめてだんだんイエス様のことが良くわかってくるからです。救われた時にはイエス様にお会いしたことに本当に感動しそれを確信できたが、バプテスマを受けた後はめっきりイエス様とお付き合いがない…となれば、当然その人はイエス様のことを知らない状態ですし、逆にイエス様もその人のことをもう知らない状態でしょう。
イエス様との出会いと日々の救いが素晴らしすぎて、一時もイエス様を離れることなど考えられませんが、それでも時々イエス様を忘れて他の事に没頭してしまう自分がいます。今日も弟子のヨハネのようにしっかりとあなたのみそばに居続けさせてください。