イエス様の御言葉。にせ預言者に気を付けなさいというメッセージです。「あなたがたは、その実によって彼らを見わけるであろう。茨からぶどうを、あざみからいちじくを集める者があろうか。そのように、すべて良い木は良い実を結び、悪い木は悪い実を結ぶ。」
人は心の中がいちじく（神からくる良いもの）なのか、あざみ（世俗的なもの、神の教えでないもの）なのかを目で見て判断できないので、木の実に相当するその人の発言、行動、考え方、品格、目つきなどの「実」を見て、その人のメッセージが神から来ているのか、そうでないかを判断しなさい、ということかと思います。
しかし、聖書でも、あざみの心をもっていてもその実が立派に見え、惑わされることがあると教えています。エデンの園のエバはまさしくそうでした。エバをだました蛇は見た目にも賢そうで美しく、よい実をつけているように見えました。
このようににせ預言者の手口は巧妙で、自分1人の力で見分けるのは非常に難しいのではないかと思います。
いったんにせ預言者を信じてしまうと、広い門から入ることになってしまい、その道はイエス様とは決してつながることなく、結果、永遠の命への道は絶たれてしまいます。これは深刻な死活問題です。
やはり聖霊様の力を求め、どの木、どの実がいちじくであるかを悟らせていただく以外に方法がありません。
クリスチャンも気を付けていないと簡単に騙され、にせ預言者の言葉を受け止めてしまう落とし穴に陥ります。いつも聖霊を求め、人として来てくださっていた時のイエス様のつけられていた実、イエス様の品性を毎日瞑想し、ほんもののいちじくの実はどういうものか？本物を知っていることが偽物を見分ける上で大変重要だと思います。
このように、いつもイエス様は自然界の植物などを用いてわかりやすいたとえでお話しくださることに、今日も感謝いたします。
