Latter Rain-日記

My Daily Devotion ~神様をもっと知り、神様との関係を日々深める~

~悪霊に取りつかれたガダラの人をいやす~  [マタイ 8:28-34]

先月の4月からいよいよ新しい会社に入社。在宅なしのフル5日通勤で1か月間、本当に前も後ろもわからずバタバタ過ごしたためマタイのデボーションも約1か月以上ぶりとなってしまいました。

忙しさのため神様と交わる時間が少なくなると、当然ながら霊的窮乏に陥り、私や家族、まわりの人までが不安になったり感情的になったりする経験をし、かなり苦しかったです。試みに遭いやすい脆弱な状態で、時には神様につぶやく事もありました。やはり、どんな状況であっても、何よりもまず神の御言葉である武具を身に付け、常にイエス様を求めなければならない事を身に染みて経験したこの1か月でした。これからも少しずつでもデボーション続けようと思います。

さて今日の聖書箇所は、悪霊の話です。今日のシーンは視覚的にも強烈です。

悪霊に取りつかれた2人の男―これだけでもインパクトがあるのに、彼らは墓から出てきた、とあります。ホラー映画のようです。

さて、この男の前にイエス様が現れたとき、なんと彼らは「神の子、かまわないでくれ」と言って畏れたのです。

悪霊に取りつかれた彼らが、はっきりイエス様のことを「神の子…!」と震えながら言ったのです。悪霊にはイエス様の権威のある霊がはっきりと認識できるのでしょう。そうです、今日のこの話から、すべての事は霊的な事なのだ、と思わされます。神の霊か、悪の霊か。この2つの霊的な戦いがこの世でアダムの時代から繰り広げられているのだと思います。

しかし、すでにイエス様は悪の霊に十字架によって勝利されているので、あとはイエス様の最後の再臨を待つだけですが、それでもその間、悪霊は憎むべき「神を信じる人たち」を霊的に執拗に攻撃します。だからこそ、霊的視力の弱い私達人間は、イエス様の守りが必須になるのです。

さて、さらにこのシーンで驚くことには、悪霊は「まだその時ではないのに、我々を苦しめるのか」と言っています。そうです、悪霊もイエス様に最後は滅ぼされることを知っているのです。しかし、まだその時=再臨の時ではないのに滅ぼさないでくれ、とイエスに懇願しているのです。この事からも、再臨の時に彼らが滅ぼされることの事実を確認できます。

そして、最後の恐ろしいシーンは、悪霊はこの男たちの中から出て豚の中に入る(から許してくれ)と言い、イエス様に承認をもらって2人の男から豚に移るのですが、悪霊が入ったとたん豚たちは湖の中に狂ったようになだれこんでしまい、すべて死んでしまいました。おそらく悪霊も一緒に滅ぼされたのでしょう。

人間の目から見たら、イエス様が登場されたことで自分たちのくらしの生計を支える豚が全滅したとなると、イエス様には来てほしくない、と思うのは当然かもしれません。でもこのような事は2つの霊的な戦いがこの世で存在している以上、避けることができなのではないかと思います。

今日の聖書箇所によって、私達の人知を超える霊的戦いを神様が見せてくださったこと、そしてますます霊的なものを意識し、イエス様に頼ることの大切さを教えていただく事ができました。今の私に必要な個所でした。