Latter Rain-日記

My Daily Devotion ~神様をもっと知り、神様との関係を日々深める~

~人を(自分の秤で)裁くな~  [マタイ: 7:1-6]

今日の聖句を改めて読み直しました。

まずこのイエス様のメッセージのメインターゲットはパリサイ人や律法学者であったということです。彼らは神の律法の基準よりむしろ口伝律法や自分の基準で人々を裁いていたからです。ですので「偽善者よ、まず自分の目から丸太を取り除け」とイエス様がおっしゃっています。

「裁く」というのは、物事の良し悪しを判断することで、物事を考える人間がこの「裁き」自体してはならない、とイエス様がおっしゃっている訳ではないことを改めて気づかされました。聖書では「霊によって善悪を判断しなさい」と多く奨められてもいます。問題はどの基準で裁くか?ということなのでした自分の秤でなく神の秤(神の基準)に照らしあわえて常に考えなさい、ということ。神の基準とは、十戒であり、聖書のみ言葉そのものであるから、物事を判断するときには常に聖書的観点から行わなければならない、ということです。

たとえば相手との会話の中で、時に苦々しい気持ちを咄嗟に抱くとき、そこには自分の中である一定の判断(裁き)が必ず生じています。一体その判断基準は神の基準であったか?このことを吟味していくことがもしかしたら今後の助けになるのかもしれないと思いました。そのような振り返りの時間があれば、きっと感情も整えることが出来るし、その事から神様の基準を学ぶ機会にもなると思うのです。

そして神の基準で判断できるようになってきたら、そのあとの「豚に真珠」のお話にもつながるのかなと思います。どうして裁きのすぐ後にこのお話しが突如出てくるのかちょっと疑問ではありましたが、この聖書箇所でもしっかり神様の基準で判断していくことが大切ということかと思います。その基準で判断するならば、自分に与えられた神様の神聖さや恵みを無駄使いしたり粗末にしたりすることなく、ただ神の栄光を表すために使うことができる。ということかもしれません。

今日また新たな気づきが豊かに与えられた大きな喜びがあります。1つ1つ新たな事を教えてくださる主に感謝して今日のみ言葉の箇所を心に蓄えていきたいと思います。