Latter Rain-日記

My Daily Devotion ~神様をもっと知り、神様との関係を日々深める~

~天の国のことを学んだ学者~ [マタイ 13:51-52]

今日の箇所は、イエス様が弟子たちに総括の確認をしてくださいます。

東京都庁からの夜景

「あなたがたは、これらのことがみな分かったか?」

弟子たちは「分かりました」と言いました。その前に聖書には書かれていない質問なども弟子たちからはいくつかあったのかもしれませんが、イエス様はそれに対しても彼らに全てわかるように説明してくださったはずです。そしてたとえ話のことについては、彼らにとってはすべてクリアーになりました。弟子たちは個々にもやもやしていた疑問もあったところに、さらに新たな真理を手にすることが出来たわけです。彼らの目はこの時、喜びと輝きに満ちていたに違いありません。

私たちもそうです。牧師先生など他社からの聖書講解から自分の持っていなかった聖書解釈が新たに与えられたとき、また自分でじっくり聖書を読み直して新たな気づきがあった時ほど心が燃える経験は他にありません。宝を見つけることができたからです。

そこで、イエス様は弟子たちも含めてイエスの言葉を悟った人を学者とおっしゃり、次の聖句で締めくくられました。

「そこで、イエスは言われた。「だから、天の国のことを学んだ学者は皆、自分の倉から新しいものと古いものを取り出す一家の主人に似ている。」

このままではちょっと抽象的にしか理解できなかったので、リビングバイブルを参照しました。ありがたいことに、リビングバイブルでは学者や新しいものと古いもののことを下記の様にわかりやすくBreak Downして説明してくれていました。

「そこでイエスは、さらにこう言われました。「ユダヤ人のおきてに通じ、しかも、わたしの弟子でもある人たちは、古くからある聖書の宝と、私が与える新しい宝と、二つの宝を持つことになるのです。(リビングバイブル)」

これで大変クリアーになりました。

天の国を知っている人、イエスの弟子である人たちは皆、二つの宝である旧約聖書新約聖書のどちらにも精通しているはずだ、ということになります。

そしてその人は学者であり、同時に一家の主人、管理人でもあるということです。

一家の管理人はすべて自分の所有物が何で、どこに管理されているかを全て把握しているものです。そして適切な目的でそれを使用します。

私たちも同時に神様から頂いたお金・時間などの物質的・物理的なものの管理だけでなく、自身の神から頂いた言葉に関する知識の管理もしっかり行いなさい、ということです。神のおっしゃったことを悟らなければそれを財産として自分の蔵には決して管理できません。今日はこの点をしっかりイエス様に教えていただきました。聖書通読の大切をまた改めて実感しました。