Latter Rain-日記

My Daily Devotion ~神様をもっと知り、神様との関係を日々深める~

~「毒麦」のたとえ~ [マタイ 13:24-30]

今日の箇所はイエス様のたとえ話「種を蒔く人のたとえ」に続き、別のたとえ話です。

タイトルは毒麦。今、毒親などの言葉が流行っていますが、ちょっとドキッとさせられるタイトルです。

さて、毒麦とは、調べたところ、下記のような解説がありました。麦そのもの自体に毒があるのではなく寄生菌の仕業なのですね。

毒麦自体に毒はありません。穂に寄生する菌が作り出す毒成分、テムリンやロリンがその正体です。当時はその原因が分かっていませんでしたが、この麦と一緒に臼ひきされた麦粉のパンを食べると頭痛、めまい、嘔吐(おうと)などを引き起こすことから毒麦と名付けられました。

さて今日のみ言葉は「天の国にたとえられる」とイエス様がおっしゃっている通り、宇宙規模の霊的な戦いと裁き、そして人類の救いが見事に凝縮し詰まっていると思いました。

最初に神は良い種をこの地球に蒔かれ、日々聖霊と良いものをすべて受け、私たちは麦として育っています。しかし、同時に夜間の眠っているうちに敵であるサタンがこの地球に毒麦の種をせっせと蒔いています。私たちの知らない暗がりのところで。そして、知らないうちに勢いを増し毒麦は育っています。世の終わりの悪と罪がピークにはびこる現代においては良い麦は安全に育つこと自体が困難である状態にまでなっています。

たとえ話で神の僕たちが、「毒麦を抜き取りましょうか」と提案するのですが神様は、「そのままにしておきなさい。間違えて良い麦を抜いてしまってはいけないから」と非常に深い憐みの心をあらわされます。

そして、

裁きの時(イエス様の再臨時)である「(天使による)刈り入れ時」まで両方ともそのまま育つままにしておきなさい。

そしていよいよ刈り入れの時が来たら、まず毒麦を集め、これは焼く(火の海)ために束にされ、また良い麦は蔵(天の国)に入れるために束にされる。

このように神は確かに言われました。再臨の時、イエス様は麦を刈り入れる天使たちにこのように言いつけるのです。このことは黙示録や預言書など聖書に多く記載されています。

麦の刈り入れが近い今、私たちはますます厳粛な気持ちになります。いつのまにか敵の仕業で毒麦に変わっていないか、しっかり吟味すべきです。

その実を見ればわかる、とイエス様は何度もおっしゃっています。悪い種からは良い実は決して生まれず、育たないのです。

前回のたとえは種が育つ「土」が大切だという話でしたが、そもそもどんな種を受け取り大切に育てるかは、各自に委ねられているのです。偶像の種、神様以外からくる種を育ててはいけません。

神様は心から悔い改めをすれば、必ず許してくださるお方です。どんな悪いこと、罪をもです。それは聖書にある約束でもあります。

今日のイエス様のたとえ話を100%信じるので、まずは自分の心をしっかり探っていきたいという思いに駆られました。

今日のイエス様のたとえ話に感謝します。