今日の箇所も、前回の厳粛なイエス様のオリエンテーションの続きであります。
伝道に伴う迫害の予告に、あまりにも弟子たちが恐れているのをご覧になって、真理を示しながら励まそうとされているイエス様のひっ迫した、憐れみ深い様子がひしひしと伝わる箇所です。
イエス様の真理、励ましの言葉は以下の内容です。
〇人々を恐れてはならない。体は殺しても、魂を殺すことのできない者どもを恐れるな。
〇覆われているもので現わされないものはなく、隠されていることで知らずに済むものはない（堂々と福音を伝える）。
〇弟子たちの髪の毛の本数までも神はご存知である（それほどあなたには価値がある）。
〇一羽の雀でさえも、天の父の許しなしには地に落ちることはない（弟子たちならなおさらである）。
これほどの強力な励ましがあるでしょうか。
この神の真理の言葉、励ましのみが、唯一人を真に強く奮い立たせるのだと思います。
たとえ迫害に遭おうとも立ち向かう、という大きな決心が出来るのだと思います。
他のどんな考えぬいた、筋の通った人間の説得の言葉では、そのような覚悟は難しいのだと思います。
この同じ神の言葉によって、人類がはじまった時点から、同じように神に励まされ、神のために生きる、ただ神の御心のために生きると決心した民がずっと与えられてきました。今はその民がイスラエルだけでなく、世界中に与えられています。
（イエス様の十字架の後、彼らはクリスチャンと言われるようになりました）
しかし常に、この民が与えられている目的を理解していたいと思います。
それは、神様がどんなお方なのか？
それをこの世に顕すためなのです。そして神様のそのご品性が顕れるところに、その栄光が顕れるためです。
自分が輝くことが、ヒーローになることが目的ではないのです。
日常生活の多忙な中、すぐにその目的を忘れてしまいがちですが、、、
今日は安息日の備えの日です。
あなたの目的を忘れないように神様、今日一日を大切に過ごさせてください。
